昨日の記事でのご相談内容は「パソコンの画面が表示されない」でしたが、その診断方法を解説します。
【確認1】画面ディスプレイへの通電は正常なのか?
画面ディスプレイの電源LEDは点灯しているのか?
通常は画面の縁の下部にLED(通常、白か青色)があり電源スイッチONの場合はLEDが点灯しています。
していない場合は、コンセント側、本体側への電源ケーブル接続はきちんとできているのか?を確認します。
電源ケーブルがきちんと接続されていて、電源スイッチをON/OFFしてもLEDが点灯しない場合は装置自体の回路の故障が疑われます。
【確認2】画面ディスプレイの通電が正常な場合
画面ディスプレイの電源LEDが点灯している場合、最初にパソコン本体とのケーブル接続が正しく行われているかを確認します。
画面ディスプレイ側とパソコン本体側の端子への接続が緩んでいないかを確認します。
それが問題ない場合は、液晶画面内部のバックライト切れを疑います。
液晶画面を輝かせるためのバックライト照明(新しい機種はLEDライトで、10年以上前のものは電球方式です)があり、それの故障、または明るさが設定により低くなっている(真っ暗になっている)可能性があります。
バックライト照明の明るさの設定は、通常、画面ディスプレイの右下、または裏面に設定スイッチがあり、それで明るくしたり、暗くしたりできます。
設定スイッチを操作しても変化がない場合は、バックライト照明切れと推測されます。
【確認3】回路、またはバックライト照明の故障と思われる場合
回路または、バックライト照明の故障と推測される場合は、本体を分解して内部を目視及びテスター等で確認します。
しかし、この様な故障が発生する画面ディスプレイの事例は、5年~15年と長期間使われてる事が殆どであり、故障個所以外の部品も経年劣化が進んでいます。
現在は、一般家庭用のディスプレイは、新品でも1万円弱から、ハードオフやリサイクルショップの中古なら5,000円程度で購入出来ますので、修理よりは買換えをお勧めします。
【費用】画面ディスプレイの障害復旧作業
機器本体に異常が無く、診断、及び復旧できた場合は、作業費2,000円を頂戴いたします。作業時間は30分前後です。
機械本体の回路の故障である場合は、ご請求はいたしません。
※訪問対応の場合、出張費は、別途規定によりご請求させていただきます。
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