【対応事例】故人のパソコンから文書を取り出してもらいたい

対応事例

 年の瀬も気になりだす10月中旬、長崎市より「今年、主人が亡くなり、喪中はがきを出さねばならないが送付先リストは、故人のノートパソコンの中にありパスワードが掛かっていて取り出す事が出来ない」との依頼がありました。

 

 ご自宅にご訪問しまして、まずはスタンダードな一般的なパスワード等を入力してみましたが、ご主人はIT系の会社にお勤めだったとの事。セキュリティーは万全でした。

 

基本的に Windowsが起動している状態でパスワードを回避してログインする事は出来ません。

それが出来るのであれば、プライバシーや重要なデーターを盗み出すことも可能となるので、突破出来ない様になっているのは当然の事です。

 

例えるなら、高い塀に囲まれ門番が居る入口を通るしかない Windows城を攻略せねばならない状況です。

 

 

Windows城の中の文書を入手するには、物理的な方法(ハードディスクを本体から取り出して、特殊なソフトや機器を使用して文書を取り出す)はありますが「主人の使っていたパソコンなので、今後は私が使ってみたい」とのご要望。

 

 

ならば、門番や鍵(パスワード)を、無きものにするしか無い!

 

  

  

その方法を調べ、安全を確保しつつ実行するには時間が必要だったため、パソコンをお預かりして一旦失礼させていただきました。

帰宅後夕方、パスワードの解除方法が解り、テスト機にて検証、そして実機での解除が出来たので、翌日、お届け出来ました。

 

 

 「パスワードの解除は出来ないだろうと、ほとんど諦めていました。大変助かりました」とお喜び頂けました。

奥様は、パソコンの操作経験が少ないとの事でしたので、パソコン内の年賀状ソフトで管理された住所録を取り出して、大手カメラ量販店での葉書印刷時に対応する CSV形式のファイルにしてお渡ししました。

 

無事、11月には喪中ハガキが発送出来た模様で、お役に立てて良かったです。

 

長崎県雲仙市小浜町の事務所を拠点にして、パソコントラブルのヘルパーを始めます。

近隣(雲仙市、南島原市)の場所であれば訪問対応いたします。

また、それ以外の遠方でも、LINEやZOOM、そしてリモートデスクトップ接続にて対応可能な事もあります(今回のパスワード解除も対応可能です)。

 

メール、LINE、twitterによる、ご相談は、無料でお受けいたします。お気軽にお問合せ下さい。

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